2020年10月31日(土)
眠たい目をこすりながら身支度し、高速バスに乗って一路松江へ。今日は安来にある足立美術館メインで予定を組みました。早めの腹ごしらえに安来で入ったそば屋さんが大当たり。懐かしい民芸風(ちゃんと河井寛次郎監修のお店だそうなので、風と言ってはいけないかもしれません)のこじんまりとした店構え。
出雲独特の割子そばも美味しかったですが、天ぷらが美味しかったのです。メニューには「えび天」とありますが、えび3尾に肉厚なしいたけ、かぼちゃ、ししとう、れんこん、さつまいも、シソの葉と盛り沢山。しかもいい油を使っているのかカラッとサクッと美味しく、胃にもたれないのです。ちょうど杉浦日向子さん率いるソ連の本を読んでいたこともあって、食べたかったものが食べられて大満足でした。
足立美術館は・・・うん、まあ一代で財を築いた人が頑張ってお庭造ったんだね!という感想でした(←失礼)。私自身が、作庭にしろ生け花にしろ、あまり自然をたわめゆがめることが好きではないタチなので、作り込まれ過ぎたお庭には心が魅かれないのでした。立派は立派でしたよそりゃもちろん。
でも、ちょうど日本画ベストアーティスト10という企画展示があり、川合玉堂や川端龍子なんていう大御所の名作が見られたのは収穫でした。思いの外早く見終わってしまったので、お茶室で一服頂いたり、美術館近くをお散歩したり。山の上に月山富田城跡らしきものが見えて、ほっほうとなりました。
そこからまた松江に戻り、明日はお天気が悪そうなので、夕焼けを見に宍道湖畔へ。何回か来ていますが、毎回お天気に恵まれず中々美しい夕陽を拝むことが出来ていなかったので。今日はいいものを見ることができました。
朝食:チョコマフィン、コーヒー
昼食:割子そば、天ぷら盛り合わせ
夕食:ムール貝白ワイン蒸し、馬刺し、箕面ビール 桃ヴァイツェン、シメイ ブルー
(夜はクラフトビールを置いているという新店を開拓。フードの味が残念でした。)